「情報処理安全確保支援士」との命名が、少し不安を感じさせる件

先日、新たに「情報処理安全確保支援士」という資格が始まりました。

前身の、情報セキュリティスペシャリストからの大きな違いとしては、

・士業資格になった

詳しくは、他でも色々説明されてるので、さらっと言いますと、弁護士とか、マンション管理士とか、あういう系と同じですね。持っていないのに勝手に名乗ると罰則付くらしいので、そう意味では、少し格上げとなった感じですね

・登録制(更新制)になった

前身の情報セキュリティスペシャリストを持っている人、また春からの情報処理安全確保支援士の試験を受かった人は、登録手続きをすれば、晴れて「情報処理安全確保支援士」となれます。またその後、3年間、随時講習を受ける形で、資格を維持(更新)する仕組みとなっています。
と簡単に概要をさらっと説明しましたので、ここで感じた点をつらつら。。

資格の名前が色々と問題

自分は、名称というのは非常に重要だと思っています。"名は体を表す"という言葉もあるぐらいですからね。
今回の「情報処理安全確保支援士」ですが、やたら抽象的な言葉の並びで覚えにくいです。今までの情報セキュリティスペシャリストから名前を変える必要があったのでしょうか? "XXスペシャリスト"系は、端的で分かりやすく、仮に資格を知らない人でも、何か凄みを与える要素があるので、非常に良いと思ってるのですが。で、今回のこの「情報処理安全確保支援士」という名前が、覚えにくさ以上に大きな問題があると思います。

運営組織に少し不安を抱く件

名称がイケてないだけで、言い過ぎだよ、と思う方もいるかと思いますが、たかが名称されど名称です。プログラムとかでもそうですが、関数名や変数名の命名如何によって、何かレベルが低いな、と悟られる事がありますが、今回が正にそのケースだと思うんです。今回の名称は少なくともITに知見がある人が考えた名称とは到底思えないですよね。
特に"安全確保"ってキーワードが、最高に疑わしいですね。日本語的に言いたい事は分かりますが、IT(セキュリティ)の世界で、一般的に耳にするような言葉では無いですし、IT知らないお偉いさんのお役所案と疑われても致し方ないです。
また、加えて問題なのが、この名称案が運営組織内の会議で、そのまま最終決定された(であろう)という事実です。普通なら、こんな名称案、ポシャるはずなんですけどね。イケてないのは分かってたけどお偉いさんの案だったから否定されなかったのか、それか、まさかまさかの本当に誰もイケてないと思わず、決定したのか、まあ普通に考えたら前者だと思いますが(後者だったらちょっと笑えません)。
そんなかんやで、自分は名称からちょっと不安を感じてしまったんですが、たぶん他にもそう感じている人は結構いるんじゃないかなと思います。特に今、この資格に関心を持っている人の多くは情報セキュリティスペシャリストを持ってて、登録しようか検討している人がほとんででしょうから、一般の人よりは目が肥えている分、そういう細かいところも気になるかと。あと、最後に、

資格維持費3年15万、たけーーー

自分の月の小遣いの10倍ですよ。会社補助もたぶん出ない気がするので、もう少し安くならないと登録は無理ですね。みんなが騒いだら3年5万ぐらいにならないだろうか。。。まあそうなったらそうなったで、"最初吹っかけやがったな!"って叩かれるとは思うんですけど(笑)。ひとまず、
情報セキュリティスペシャリストを持ってる人の登録期限が2年ぐらいあるみたいなので、最悪、ギリギリに1回は申し込もうかなと思います。
散々偉そうに叩きましたが、こういう更新制のセキュリティ資格は今後のIT社会を考えると必ず必要だと思うので、経産省+IPAで何とか一流ブランド資格に育てあげて欲しいと思います。

日本ハムのドラフトが非常識過ぎる件

履正社、山口の下位指名問題の件ですが、
私、日ハムのチームや選手は別に嫌いとか無いんですが、ドラフト戦略についてはあまりに節操が無いというか、断罪されるべきだと思っています。

そもそも大谷問題の時に"美談"になったのがおかしい

あの時、世間的に断罪されるべきだったと個人的には思ってたのですが、世論は何故か日ハムの熱意、情熱の成果であって、リスクを背負って指名した日ハムが素晴らしいと、何故か美談にまで発展しました。あれ巨人が同じ事やってたら、間違いなくクッソ叩かれるはずなんですが、日ハムは何故か叩かれません。
また、星野仙一さんとか中畑清さんが、アレ(大谷大リーグ宣言からの日ハム指名→入団)は無しやろ、って言っても、何故か、星野+中畑が逆に叩かれる始末です。あの件も、日ハムがどうしても大谷欲しかったから、大谷に大リーグ行きを宣言させて、他球団の指名を回避させるという事を吹き込んでたのでは?と疑われてもおかしくありません。まあ、大谷をだいぶ見るようになって、性格からしてたぶんそんな事はしてないとは思いますが、理論上可能性が無いわけでもないわけですし、要は疑われるような事はすべきで無い、という事です。それも大谷の時は考えようによっては、より"巧妙"で、"大リーグ"という事にしたので、直接の被害者という意味では、他のプロ11球団ですんでるわけなので、何か許される感じにもなってますが、これがアマチュア野球と絡むと、今回のような複雑な問題に発展します。

まずは、桑田 早稲田進学 問題

これは大谷のケースと基本一緒です。大谷、日ハムファンは否定したいところでしょうが、いや、一緒ですから。違いは"大リーグ"が"早稲田大学"となっているところです。これにより、当然早稲田ブチ切れで、PL学園→早稲田への野球推薦が無くなったのは有名な話です。何か法政も釣られる形でダメになったみたいですね。(この問題を知る前までは、PLの選手の進学先見ても、東洋とか亜細亜とか近大、強豪社会人チームには進むのに、あまり東京六大学で見ないのを不思議に感じてました。。。)
なので、桑田の時のように相手先(この時でいう早稲田)が明確に存在していると、かなり影響が大きいんですね。で、履正社の山口のケースは、

4位以下なら、JR東日本にお世話になりますという話

社会人野球を知らない人もいると思うので、まずJR東日本はというと、社会人野球でもトップクラスで、5本の指に入るぐらいの強豪で、近年では、広島の田中とか、オリックスの吉田の出身ですね。入ってくる選手は、力を付けて上位指名されてプロに行く事を狙うような選手や、指名漏れレベルの選手ばかりです。前者では、来年のドラフト上位候補の田嶋のようなケースで、後者では、今回の山口ように、中/上位指名であればプロに行く、というような選手で指名漏れした選手です。

そもそも順位条件付き指名を課す高校生/大学生は多い

順位条件付き指名を課す選手は普通に多いというか、有力選手でなればなるほど、寧ろ当たり前です。例えば、今回指名漏れした流通経済大の生田目とか、仙台大の松本桃太郎とかがそうです。松本桃太郎は順位条件付きを課していた報道は出てませんが、実力的には下位指名も含めて指名されないレベルの選手ではないですし、恐らく順位条件付き指名だったと考えるのが自然でしょう。現にホンダ鈴鹿にお世話になるみたいですし。
昨年ですと、慶應の谷田が指名漏れでENEOSに進んだりもそうですね。こういうのは極々当たり前というか、選手の未来や、球界全体の発展を考えると、まあ理想的な仕組みです。
野球に詳しくない人は、この仕組みを知らないため、ドラフトで指名漏れした選手は、実際にドラフト下位指名された選手より評価されていないんだ、と勘違いしますが、決してそういうわけでは無いのです。事前に取り決めしていた条件にお互い達しなかったから、指名されなかったという事で、関係者間では納得が行く話なのです。

今回の強行指名は、履正社サイド(山口+監督)を傷つけるだけ

まず、ネットでは、山口自身の素直な意思/気持ち、本人の意思を尊重するべき、という声がありますが、私はそれはおかしいと思います。岡田監督も申していますが、まず、他の球団にはどう説明するのでしょう?4位指名以下だとプロには行かない、と言った言葉を信用して、4位以下で指名した日ハムに入団したら、指名を見送った球団(特に履正社サイドに前日に確認を取っていた球団)はどう思うでしょう?コケにされた気分では無いでしょうか?

そもそも日本ハムは山口を評価していない。履正社サイドを舐めている

日本ハムは正直舐めきっているとしか思えません。6位でも山口なら落とせる、と思って指名しているんです。転職で例えるなら、転職面接時に、基本給30万以上を希望します、と言っている相手に、基本給20万でうちに来ませんか?って誘ってるようなもんです。常識的に考えて失礼じゃないですかね。。。
それも、日本ハムは大谷指名で大変良い思いをしています。強行指名がただの美談になって球団自体が全く叩かれていません。また、菅野強行指名も同様です。叩かれたのは、日本ハムではありません。菅野です。なので、日本ハムはこういう自体になるの分かってて指名しているはずなんです。

入団拒否したら、叩かれるのはどうせウチ(日本ハム)じゃなく、履正社

もう超悪質です。叩かれて根を上げて、入団してくれれば良いな、と計算して指名したんでは?と疑いたくなるぐらいです。現に、今回のケースで、指名拒否とか生意気だ!とか、順位は関係ない!、そんな甘い考えだったらそもそもプロで通用しない!とか、何も知らないアホ共がギャーギャー騒いでおり、履正社サイドが本当に不憫でなりません。

履正社は必ず断る(というか断るしか道がない)

履正社は今や、大阪桐蔭と"大阪2強"を形成する立派な強豪です。もう、ひと昔前のようなPL桐蔭の次(3番手)ではありません。今現在も、センバツに向けた近畿大会を勝ち進んでますし、山田+寺島効果もあり、今後も当分、将来有望な選手が多く育っていくわけです。なので、今後の履正社の選手達にとって、社会人野球という受け皿は、今後ますます増えていくはずなんです。仮に社会人野球で引退しても、一般的に大企業ばかりなので、それなりに将来も安泰してますし、数的にも、そういった選手のほうがプロに行く選手より、圧倒的に多いです。
ただ、今回、日本ハムに行けば、JR東日本側との約束も反故になります。そうなれば普通に考えて、今後そのような話は無くなるでしょうし、貴重なパイプを1つ失うわけです。(相手がJRグループの親玉のJR東日本ていうのも正直怖いところ。大卒も早稲田とか東海大とか有名所も多く見えない影響力も強そうなので、変に悪い印象を与えたくはないはずです)
社会人も基本は実力主義ですが、パイプがあってどこどこ出身の選手が多いな、とか実際あります。個人的には亜細亜大とか、色んなチームでよく見ますね。あと、自分の出身リーグの九州共立大だったら東芝ルートとか、九産大西濃運輸ルートとか。こういうのは、進んだ選手がしっかり実績残して、信頼関係が生まれた結果の賜物なわけです。なので、履正社側としても山口がJR東日本で実績を残して、JR東日本との信頼を築いてくれたら良いなと思ってるわけです。そういう諸々の背景がある以上、指名された選手だけの問題とは言えないのではと思っています。
と、だいぶ長くなってお腹痛くなってきたので、とりあえず急に締めます。

日本ハム+自分少し頭冷やせ 履正社は悪くないので頑張ってね

Airbnbがクソ過ぎる件

今日、Yahooを見てたら、AIrbnbの広告がやたら出てきて、何かサービスの素晴らしさを訴えていたんですが、

ふざけんな ボケカス

最近、自分のマンションに旅行カートを引いた外人が多数出入りしてます。ほぼ間違いなくAirbnbでしょう。
金儲け云々はひとまず、置いといて。自分一番問題だと思うのが

セキュリティの意義が超絶薄れるんですが。。。

これです。
うちのマンションは、2つの鍵ドアをクリアしないと居住エリアに入れないようセキュリティ的には一般のマンションと比べて恵まれているんですが、これが全く意味ありません。Airbnbで申し込めば、赤の他人であろうが、誰でも入れてしまいます。ザルです。高い高いマンション買ってセキュリティ的に担保される事を想定していた人間からすると、この状況は、もう有り得ないっていうか、ふざけんなですよ。

Airbnbって責任取れんの?ていうか取る気ある?

それも、Airbnbユーザが問題起こした時に、Airbnbホストは本当に責任取れるのでしょうか?
百歩譲って、AIrbnbホストが隣部屋に常駐して(実際に住んでいて)、いついつにどういう人が宿泊に来ます、ぐらいオープンにしていれば、個人的にはまだ納得いきます。いざとなれば、その人が責任取れる状況なんだなって分かりますからね。
けど実際は、ホストは常駐してないし、マンション名も伏せて出しているケースがほとんどです。コソコソ、バレないようにしているんです。正直この状況で何か問題あってもこのホストらは責任取るんでしょうか?いざとなれば逃げ切れる状況を作っている時点で、信頼が置けません。
ていうか、ウチの管理組合がAirbnbやんなよって張り紙出してんのに、コッソリやり続けている時点でお察しです。次の定例会では、Airbnbやってる人間を吊るしあげるべきだと言ってやろうかと思ってます。

横浜vs履正社を見て感じたこと

今日の注目の好カード、少しですがテレビで見ました

藤平やっぱ良いやん

変わりっぱなの初球打たれたのは、相手が一枚上でしたが、以降は無失点だし、まあ良かったですわ。

やっぱり速い球投げる才能は魅力ですよ。たまに150k右腕とか言われてるのに、平均が130k後半ぐらいしか出ないピッチャーだと残念極まり無いんですが(阪神の鶴とか)、藤平は常時140kを超えるのでロマンがありますね。コントロールもそこまで破綻していないし、噂に違わぬ実力の片鱗を見せてくれたと思います。

で、横浜の強力打線を見事1失点に抑えて完投した、寺島ですが、
結構ネット上では寺島やっぱスゲーという人が多いみたいなんですが

寺島ちょっと思ってたんと違う。。。

雑誌とかで見ていた投球写真も理想的な綺麗なフォームだったし、ガタイも良いし、個人的にもすごく期待感が舞い上がってました。溝田、永谷が2年で活躍してたのを舞洲で見て、こりゃ来年もこの2人のダブルエースか、と思ってたら、寺島が主戦ですからね。
で、ちゃんと寺島を見たのは、金光大阪との大阪大会決勝だったんですが、この時一番印象に残ったのが

抜け球多くね?

結局、完封するんですが、立ち上がりのバラツキ感が非常に気になったわけです。バラツキの無さだけで言ったら、前日の山口のほうが、全然安定してましたし。中には”たまには調子が悪い時もあるやろ”っていう人もいると思うんですが、あのバラツキ感は偶然調子が悪かったにしても、ちょっと引っかかるレベルですね。何故かというと、本来あういうバラツキは1流の投手ならしないはずなんです。今でこそコントロールが良くないレッテル貼られてる藤浪とか松坂とかも高校時代はそうようなケースを見た事がありませんでした(偶然かもしれませんが)
で、今日の横浜戦、少ししか見れませんでしたが、何か最後のフィニッシュがやや強引でバランスを崩しがちというか、ああこの球は投げミスやったろうな、というのが分かり易い点が気になります。まあそれでも抑えるんだから凄いんですけど。
何故、こうも辛口なのかというと、プロに入ったらパッとしないパターンで終わっていった元ドラフト競合投手を腐るほど見てきてるので、そうならないか少し不安なのです。次の試合でどういうピッチングするか、また詳しく見ようと思います(って次こそは山口っぽいですけど)

親が癌手術した件

現在、実家の大分に帰省中です。
理由は、親(母)の手術があったからです。一応、"胃癌"でした。
少し前に、ひどい貧血症状だったので、病院で検査したら、胃で出血してるっぽい→胃癌やん!の流れだそうです。

電話で最初に癌の話を聞いた時は、親の喋りが冷静だったのと、初期の胃癌なので手術すれば大丈夫という話だったので、ショックとかはあまり受けませんでした。あと、年も65歳なので、年齢的にもそれぐらいになると何があっても不思議ないかな、と個人的には思っているので。。。

で、母親曰くこんな感じでした

麻酔入れると、タイムスリップした感じになる

麻酔効くと、やっぱりその間の事は認識出来ないそうです。まあ当たり前ちゃ当たり前でしょうが、私全身麻酔とかやった事無いので。

手術の後がやっぱ痛い

まあこれも少し創造働かせれば、分かる内容かもしれませんが、手術後の痛みは結構しんどいらしく、咳するだけで激痛なので、何か少しでも痛くないポジション(体勢)を必死に探すみたいです。

手術後の意識明け1日がメチャメチャ苦痛

だそうです。麻酔明けは意識朦朧な感じらしいのですが、鼻に挿す管などのめちゃ不快との事。また、その期間中、寝ると色々悪夢を見るようで、精神的なしんどさが尋常じゃないらしく、もうあんな思いは二度としたくない、としきりに言ってました。先程の痛みの件と比べても、こちらのほうがかなりキツかったらしく、母親の言い方からも、かなりトラウマ的なものだったんだろうなと思います。
こういう話を聞くと、延命治療とかどこまですべきかとか迷いますね。仮に意思疎通が出来無い状態で、親が今回のような思いをしてたら、地獄のような苦しみを人知れず味わっているかもしれないですし。何か分かる仕組みが欲しいなと思いますわ

IT資格(肩書き)は絶対取っとけ

先日、IPAの情報処理・高度試験の発表がありました。で、結果ですが、情報セキュリティスペシャリストようやく受かりました(涙)
いろんな都合上、今回こそは!と思っていたので、正直嬉しいというかホッとしています。
で、よく資格の話になると、話題に上がるのが、IT資格っていんの?という件です。今は気分が良いので(ゲスい)私の主観を述べようと思います。

IT資格は、絶対にメリットあり。

まず、IT資格は必要ない、と言う人の言い分は、"資格があるからと言って必ず仕事が出来るわけじゃないやん"と言う意見です。これは、私自身、そう思います。
今回、情セキュ取りましたが、セキュリティ専門の仕事が出来るレベルでは無いと思っていますし、実際にその道で仕事しているスペシャリストと比べると、全然です。というわけで、現場視点では、そういうリアルな意見も分かるんですが、非現場ではどうでしょう?
例えば、転職時です。まずは、書類選考です。人事視点で考えて見ましょう。
限られた枠に対して大量の応募(例えば200件)が来たとします。次の1次面接までに、10人までに絞る必要があり、時間も無い状態とします。皆さんなら、どうしますか?
私なら、下記の通りです。

  1. 前職(現職)での社名で絞る
  2. 年齢や、資格で絞る
  3. 記載されている経験内容(プロジェクトやスキル)で絞る

何故このような判断基準にするかというと、理由が2つあります

経験内容(プロジェクトやスキル)は話が盛れてしまう

何故盛れるかというと、盛ってもバレないケースが多いからです。
PL、PMの経験が無い人でも、日頃の上の人間(PL/PM)の仕事内容を見ていれば、面接レベルの受け答えレベルであれば、可能ですし、仕事で未経験のスキルであっても我流レベルで学習していればそこそこ答えられます(それはそれで評価には値すると思いますが)

そもそも普通に書いてもスキル認識はブレやすい

例えば、"組み込みが出来ます"、と言っても、どの程度でしょう?世間的にはハードレベルのケアも出来るエンジニアを指すんですが、結構あるのが、組み込み"アプリ"の開発だけをしているパターン。これだと普通にCのアプリを作っているのとあまり変わり無いケースが多いですが(当社は割とこのパターンです)、閉じた環境で仕事していると、これが"組み込みの開発"だと認識しちゃうわけです。というわけで、結構働いている環境によって定義がブレやすいのが問題です。
なので、採用する側の視点で考えると、過去のプロジェクトの事やら、細かいスキルの話は書面上で、鵜呑みにするわけにはいかないというより、アテになりません。あくまで"面接で深堀りしよう"という内容です。
となると、客観的な指標でフィルタにかけたほうが確率論的に良いだろうという判断になります。

名フィル

全く聞いた事の無い会社と、聞いた事のある有名な会社だとどうでしょう?
確率的に、聞いた事のある有名な会社を選ぶのでは無いでしょうか?では、聞いた事の無い知名度の無い会社だと全くダメかと言うと、違います。

資格フィルタ

先程、持っているからと言って、ホントにスキルを保証するわけでは無い、とは言いましたが、あくまで現場レベルでの話です。
何かを指標にフィルタを掛けたいと思っている人事にとっては格好のフィルタ材料です。
また、書類選考する人の立場からすると、何故この人を通して、この人を落としたのか?と説明責任を求められる場合に、社名や資格などを指標にしたほうが説明がし易いはずです。

  • Aさんは聞いた事の無い社名で、高度試験のプロジェクトマネージャーを持っている、
  • Bさんは聞いた事の無い社名で、基本情報技術者を持っている、

こうなると、Aさんを選んだほうが、後で上司に説明し易いに決まってます。

昔は私自身、"世の中の採用担当は結局、肩書きでしか見ていないんだろうな、その人本来の実力をちゃんと見るべきだ"、と私なりのあるべき論を持っていた事もありますが、今は違います。

  • 社会の仕組み上、肩書きで判断される部分もある、というドライな現実も理解してるよね?
  • 肩書きの重要性を理解出来ていて、且つ見合ったスキルがあれば資格も当然持っているよね?
  • 肩書きの重要性を理解出来ていないのであれば、スキルがあってもアンテナ狭いからいらない

たぶん世の中の採用担当はこのような思想を持っているだろうと思うので、今後も資格取得は絶えず実践していこうと思います。
ていうか本質的にスキル向上もするし、高度資格持っていると、お客さんもこちらの話を素直に受け入れる傾向にあるなど、仕事もし易いはずですし、良い事尽くしです。みなさんも、IT資格を取っていきましょう!

久々にSPI受けたらズタボロな件

実は、現在、転職の選考を進めてまして、近々1次面接予定です。
で、1次面接前に、一応SPI受けといて、との事でした。で、あんまり悪い場合は、もしかしたら、1次面接キャンセルという事もあり得ます、との事。
で、今日受けたんですが、

結構出来ていないんですが。。。。

いや、この"結構"というのが、自分なりにまだオブラートに包んでいるレベルで、英語とかもうボロボロです。SPIは建前であまり選考に機能していなければ良いんですが
転職エージェントの方曰く、よっぽど悪い限り、面接キャンセルなんて無いですからwww って感じだったんですが、これ怖いっすわ。。。

社会人になって、情報処理資格取ったり、ITスキルを覚えたりとで、自分で言うのもあれですが、

俺もやれば出来るな。地頭、悪くないじゃん

と勝手に思ってたんですが、今回のSPIで、昔の学生時代の勉強嫌い+苦手な自分が思い起こされた気分です。。。